弱視・視力異常早期発見・訓練CD-ROM
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「子どもの目の健康マニュアル」は、弱視の早期発見と長期間の訓練継続のために制作されました。
視力未発達による弱視は、視力の発達期に発見し訓練すれば治ります。
そのためには、周囲の大人が子どもの視力に対する知識を深め、注意深く見守る必要があります。
ここでは、弱視を理解するための基本的知識を中心に解説してあります。
治せる弱視を見逃さないために
目と脳が発達して見ることができる
視力は6歳までに発達する
近視・遠視・乱視
遠視・乱視・斜視は要注意!
メガネをかけても見えないのが弱視
弱視は早期治療・訓練が大事
10歳まではあきらめずに!
目に関するよくある質問
「子どもの目の相談室」や「子どもの目の掲示板」などで何度も繰り返し質問された目に対する疑問をまとめました。
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相談室Library
2003年9月まで運営していた「子どもの目の相談室」のデータをまとめたものです。主に眼科医が回答しています。
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ブログ「弱視を治す」
弱視の子どもと保護者のためのブログ。 まだ発見されない弱視児を取り巻く大人たちに知ってほしい、子どもの目の知識。
こちら>>
治せる弱視を見逃さないために
先天性白内障など、見た目でわかりやすい病気が原因の弱視は、比較的早期に発見されます。
けれど、屈折異常など見た目ではわからない弱視は、発見しにくいため、小学校に上がるまで発見されないことも多くなります。
三歳児視力検診は、家庭でのチェックを正確に行い、その時の様子などもきちんと記録しておきましょう。
普段から、転びやすい、本などに集中するのが苦手、周りの物に興味を示さないなど、気になるしぐさがあれば、きちんと見えているかどうか確認しましょう。
目と脳が発達して見ることができる
「見る」というのは目だけの機能ではできません。
外界からの光がピントの合った状態で正しく網膜に映り、網膜に届いた光を電気信号に変えて脳まで伝え、脳が正しく認識して、初めて物が正しく見えるのです。
光を受け止める眼球と、電気信号を伝える神経細胞と、信号を認識する脳が正常に機能しなければ、物は正しく見えません。
視力は6歳頃までに発達する
視力は、生まれたときは光を感じる程度で、乳幼児期に急激に発達し、6歳頃までに成人並みの視力にまで発達します。
人間の能力は、正しく繰り返し使うことでより発達しますが、視力も同じです。
赤ちゃんの頃からいろいろな物を見ることによって、それが刺激となり神経細胞や脳細胞が発達していきます。
健康に視力が発達するためには、両目を同時に正しく使って見る、ということが重要です。
近視・遠視・乱視
近視は、ピントが眼球の内側で合う状態で、遠くの物はぼやけて見えますが、近くの物はピントが後ろにズレ、網膜に合うので、きちんと見えます。
遠視は、ピントが眼球の外側で合う状態で、遠くの物もぼやけて見え、近くの物はさらにピントが網膜から離れてしまうので、もっとぼやけて見えます。
通常、生まれたばかりの赤ちゃんは遠視ですが、眼球が大きくなると共にピントの位置に網膜が近づき視力が上がってきます。
乱視は角膜がゆがんだ状態で、部分的にピントがずれているため、遠くも近くもゆがんで見えます。
これらの屈折異常は眼球の個性ですから、成長と共に眼球が変化して状態が変わることはあっても、病気ではないので、治るかどうかという種類のものではありません。
遠視・乱視・斜視は要注意!
遠視や乱視のように遠くも近くもピントが正しく合わなかったり、斜視などで両目を同時に正しく使っていない場合、弱視の危険性があります。
近視の場合、かなり強度の場合を除けば、近くでピントの合った物を見ているので、弱視になる危険性は低くなります。
両方の視力に大きな差がある場合も、良い方の目だけ使うようになるため、使わない目の視力が発達しなくなります。
メガネをかけても見えないのが弱視
弱視の場合、メガネをかけて網膜にピントの合った状態に矯正しても、脳までの連絡回路が未発達で正しい信号を送ることができないため、きちんとした映像を認識できません。
裸眼視力も矯正視力もあまり変わらないのです。
ですから、最初はメガネをかけても見え方は大して良くなりません。
けれど、メガネでピントの合った物を見続けることによって、連絡回路が発達し、見る力がついてくるのです。
弱視は早期治療・訓練が大事
視力が急激に発達している幼児期に訓練することで、弱視の治療効果は高まります。
そのためには、できるだけ3〜4歳頃までに発見し、6歳頃まで訓練を続けることが理想です。
両目に屈折異常がある場合は、メガネをかけるだけで訓練になります。
片方だけ弱視の場合、良い方の目を隠し、悪い方の目を強制的に使わせるアイパッチ訓練も行います。
短期間に効果が現れるとは限らないので、長期的に訓練を継続することが大事です。
またすぐに視力が上がっても、良い視力が安定するまで訓練を続ける必要があります。
10歳まではあきらめずに!
もし6歳までに発見されず、小学生で訓練を始めることになっても、決してあきらめないでください。
視力の発達期に個人差はありますし、10歳頃までは視力が伸びて弱視が治ったというケースもたくさんあります。
小学生は勉強しながらの訓練で大変ではありますが、自分で理解して納得の上で訓練できる年齢ですので、親子で協力し合って訓練を続けてください。
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